首都に近い豊かな海辺の休日

鎌倉は東京から南へ車で1時間。かつては日本の政治の中心地であった。寺院や文学遺産だけでなく、ビーチやハイキングコースでも有名です。

アクセス

JR横須賀線鎌倉駅は、東京駅から電車で55分。鎌倉駅からは、多くの観光スポットへ徒歩で行くことができます。残りはローカル鉄道とモノレールでアクセス可能です。

ビッグブッダ

鎌倉のシンボルは、高徳院の13世紀の阿弥陀如来の11mのブロンズ像です。日本で2番目に大きな坐像である。当初は巨大な木造のお堂に納められていたが、風雨にさらされ、洪水や地震でお堂は何度も破壊され、像は野ざらしにされていた。現在では、鎌倉で最も人気のある場所となっています。

鶴岡八幡宮

鶴岡八幡宮は鎌倉の中心地であり、その周辺に街が形成されています。1180年、鎌倉幕府を開いた源頼朝によって創建された。この場所は、ぜひとも訪れてほしい場所です。

お祭り、結婚式、展覧会など、いつも何かが起こっているようです。春と秋の弓道祭で有名な神社です。国宝が多数保管されている。池や庭園で彩られ、入り口までのメインストリートには、たいていお菓子を売る屋台が並んでいる。JR鎌倉駅から、木々や鳥居のある立派な並木道を歩くと、お寺に到着します。

鎌倉には膨大な数の寺社仏閣があります。海や大仏に近い長谷寺は、最も古く、美しい庭園がある。また、お金を洗う儀式を行い、収入アップを祈願する「新井バンテン」にも立ち寄るとよいでしょう。

北鎌倉には、円覚寺、増上寺、建仁寺があり、いずれも武士を中心に禅宗の普及に重要な役割を果たした。散歩するには最適な場所です。

明月院、安居院、安国論寺には美しい花園があります。法華寺は、妻が夫から逃げ出し、離婚することができる2つの寺のうちの1つという、日本の歴史上でも例外的な役割を担っていた。北九寺は竹で有名です。竹林の中で飲むお抹茶は、瞑想的な体験を与えてくれるでしょう。

鎌倉・葉山現代美術館

日本で最初の近代美術館であり、現在でも最高の美術館の一つである。2つの建物で構成されています。鶴岡八幡宮の隣には鎌倉博物館の常設展示場があり、葉山の展示場はバスで南に行ったところにある。毎年4〜5回の展覧会が開催されるので、公式サイトで最新のプログラムをチェックするのがおすすめです。

かまくら・つるおか八幡宮例大祭

どちらも鶴岡八幡宮を中心としたお祭りです。4月に行われる「かまくら祭り」では、踊りや伝統芸能が披露されます。9月に行われる「来待祭」は、武士の流鏑馬（やぶさめ）を祝う祭典です。この時期、街はかなり混み合いますが、それでもぜひ訪れてみてください。

コマチ通り

鶴岡八幡宮のアクセス道路と並行して走る歩行者天国のような商店街。伝統的なレストラン、カフェ、パティスリー、土産物屋、流行の新製品から高級な着物までを扱う衣料品店などが軒を連ねているのです。

海水浴場

江の島は古くから東京の人々の憩いの場として親しまれてきました。藤沢の町から島までは600mの橋が架かっている。江の島キャンドル灯台は、富士山を含む全方位のパノラマビューが楽しめます。この島には、芸術家たちの信仰を集める裸の女神「ハダカ弁天」がある。

鎌倉の海岸線は、由比ヶ浜、材木座、樫越など素晴らしい黒砂海岸を誇っています。夏には、海、太陽、サーフィン、新鮮な魚介類を楽しむ地元の人々や観光客で賑わうビーチがあります。ビーチではこの時間帯にレストランやカフェがオープンしています。

特に1950年代から1970年代にかけて、ポピュラー音楽とともにサーフィンのコミュニティが発展・繁栄したことから、そのライフスタイルは南カリフォルニアのビーチによく似ていると言われる。

鎌倉の見どころは1日がかりで回れるほどです。ビーチでのんびりしたり、美術館を見たりする予定なら、現地に一泊するのがベスト。