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| 前日夜成田空港を飛び立ったJALの飛行機は、23日朝7時サンパウロに到着、同日夕方にバリグ航空の国内便に乗り継いで夜11時にベレンに到着した。日本から無線機、DVテープ100本など、普通の旅行者が持ち込まないような物を持っていたのでサンパウロの税関でひっかかるとまずいと思っていたが、荷物チェックはなく、無事に通関できたので、一安心。特に無線関連の機材は持ち込みを規制している国が多いのでひやひやだった。ベレンの空港には、戸井さんをはじめ、走行チーム全員が出迎えてくれ無事合流、ホテルに移動。イグアスからベレンまでかなり強行軍の走行だったにもかかわらず、皆元気なので、成田からベレンまで約30時間の飛行機の旅の疲れも吹っ飛んでしまった。 | ||||||||||||
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| ベレンで宿泊中のホテルの電話、インターネットが回線改修のため使用できず不便きわまりない。コーディネーター泣かせのホテルだ。しかし、ホテルの宿泊料、オートバイと車の駐車セキュリティーを考えると簡単にはホテルを変えるわけにもいかない。 ブラジル担当の現地コーディネーターのロナウド アキラは、薄井、宮崎とともに車の点検修理とブエノスアイレスから合流したビデオカメラマンの薄井のブラジル査証の延長手続きへ。車のほうは、部品がなくて修理しきれなかった箇所があったようだが、両案件ともなんとか完了。 夜皆でバーで飲んでいたら、店の女の子がベレン、マカパ間のフェリーは週1便で木曜日にしかない。しかも移動には3日間かかる、と言っていると戸井さんが一気に不機嫌になる。もし彼女の言うとおりだとすれば、来週の木曜日までベレンに足止めをくらうことになる。今回の旅の予算からみても来週の月曜日か火曜日にはベレンを出発しないとまずい。「なんでもっと早く船情報を調べておかないんだ。俺はもう今夜は酒を飲む気分じゃないから、先にホテルに帰る」と戸井さんの機嫌は悪くなる一方。結局、私と戸井さんは他のメンバーたちと別れ、先にホテルに帰る。 とにかく明日、土曜日の午前中にもっと詳しい船情報を調べるということで、私は部屋に戻って、携帯電話でサンパウロの木下庸子(私の会社ラップスのブラジルのメインコーディネーター、今回旅に同行しいているロナウド アキラは彼女の助手の一人)に状況を伝え、船情報の収集の応援を頼む。庸子は、アキラが戸井さんの指示で、ベレンに着く前から船情報を集めているものと思っていたようだが、「大丈夫、ベレン、マカパ間の船が週1便しかないなんてあり得ませんよ」と元気づけてくれる。その後カラカス(ベネズエラ)のホセ(今回の旅の行程で、南米ギアナ3国からブラジルのマナウスまで走行に同行)にも連絡して、仏領ギアナでの合流に関して打ち合わせをする。船の問題で時差ぼけも吹っ飛んでしまった。 |
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| 船会社の事務所が開く朝8時から、アキラと一緒に情報収集を開始。まず電話帳やブラジルのガイドブックに記載されている船会社にかたっぱしから電話をかけまくる。その結果、ベレン、マカパ間で車両や人間を一緒に運べる船を運航している主要な会社は7社あることが判明。今日の午前中だけで7社全部は回りきれないので、まず電話の応対が良くなかったり、来週月曜日、火曜日に船を運航していない4社をカットし、残った3社の事務所にアキラとタクシーで行くことにする。これらの船会社のオフィスは全てベレンの郊外の川沿いにある。ほとんどの会社が自社のフェリー発着場の敷地内に事務所を構えている。ベレン中心部の我々の宿泊しているホテルからは、車で45分以上かかった。まず一社目のオフィスに行ったところ、オフィスにいたのは1人の社員だけで、ちょっと不安になる。とりあえず彼に船情報を聞いたところ、火曜日と水曜日にマカパ行きの船便があるとのこと、平ぺったい広大な鉄板を敷いた平底の船をタグボートが押すというスタイルのフェリーで、オートバイ、車、人間を一緒に運べる。しかし基本的にはコンテナー、トレーラー、トラックを運ぶための船なので乗客用の部屋はなく、人は車の中か甲板で寝ることになるとのこと。運賃には食事代が含まれており、食事時間にはタグボート内の食堂で食事をとることができるし、共同シャワー室とトイレ付、ベレン、マカパ間の所用時間は72時間、何カ所か小さな町の港に寄りながらマカパまで行くようだ。船の予約は来週月曜日中であればOK、運賃はオートバイ、車、人間5人でたぶん1000−1500ドルくらいだが、今日は担当者が不在なので、月曜日に確認して欲しいとのことだった。 時間を気にしながらアキラと2つめの会社のオフィスへ急ぐ。この会社の場合は、オフィスにちゃんと社員たちがいて、皆忙しげに仕事をしている。電話での感触も良かったので、直感的にこの会社は信用できそうだという確信が持てた。オフィスの受付に行って用件を伝えると、すぐに担当者が出てきて応対してくれた。来週月曜日の夜7時にマカパ行きのフェリーが出ると言う。フェリーのスタイルは、一社目と同じだが、担当者は図面や写真を持ってきて見せてくれた。ますます好印象。そしてマカパまでの所用時間は途中立ち寄りなしの36時間の直行便!予約は月曜日の午前中であればOK、運賃の見積もりもすぐに出してくれ、全て込みで約800ドルとのこと。アキラと目を合わせてニンマリ。もう一社可能性のある会社があるし、戸井さんに最終確認をとる必要があるので、月曜日の朝に正式に予約をいれるかどうか決めて連絡する旨を伝えて、次の会社に向かう。3社目のオフィスはちょっと距離が離れていて、午後12時を過ぎて到着。案の定、オフィスはすでに閉まっていた。仕方がないので、月曜日の朝一で連絡をとることにして、ホテルに戻る。 ホテルに戻って、状況を戸井さんに報告、念のため今日間に合わなかった3社目の情報を月曜朝一で調べるが、基本的には2社目の船会社(ちなみに社名はジョッタ サビーナス)で予約することに決定。 重要な手配が一つクリアできて、今日は安らかに眠れます。 |
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