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8月1日(月) 晴れ クイアバ→ポコネ→トランス・パンタネーラ中間地点(160km)
午前7時出発。世界最大の湿原、パンタナルの北側の入口の町、ポコネまで100km。
ここで、動物カメラマンの湯川君に連絡。町の入口のガソリンスタンドで待ち合わせし、彼の家に立ち寄る。湯川君とは1996年に雑誌の取材で知り合い、その後、パンタナルを舞台にしたTVドキュメンタリー取材の時も色々世話になった。2年前にブラジル人の女性と結婚した彼は1子をもうけ、すっかりブラジルに根を下ろしている。「ラテン・アメリカ、特にブラジルのことを知ったら、もう日本には帰れませんよ」と笑う。ガイドの仕事で稼ぎながら、マイペースで楽しくやっているらしい。湯川君の家にトレーラーBOXを置かせてもらい、身軽になって、トランス・パンタネーラに入る。
パンタナルの途中まで延びているトランス・パンタネーラは土の道で、走り始めるとすぐに両脇の湿原は鳥やワニだらけになる。

この日だけで、ワニ、何百種類という鳥たち、カピバラ、アリクイを撮影。更に、ボートに乗ってカワセミやカワウソとも出会う。更に更に、日没後は黒ヒョウらしき動物とも遭遇。すぐに茂みに入ってしまって撮影はできなかったが、やはり周囲を威圧する迫力があった。
パンタナルを訪れるのはこれで4度目だが、いつ来てもここは生きものの宝庫だ。その広さは、日本の面積とほぼ同じ。
人の手が入っていない未知の世界がまだまだ広がっている。いつか、その奥にまでボートで入っていきたいものだ。
 
8月2日(火) 晴れ トランス・パンタネーラ中間地点→ソノーラ(520km)

午前7時に出発し、道を戻る。途中でハナグマを撮影。悠然と道を行く、カウボーイたちと牛の群とも遭遇する。再び湯川君の家に立ち寄り、トレーラーBOXを車に装着して出発。

ブラジルの北側からブラジリア、サンパウロ等の主要都市に向かって延びる道だから、トラックの数がもの凄い。道は丘陵地帯をアップダウンして延び、やがて標高500メートルほどの高原地帯へ。
地平線まで広がる赤い土の原野。よく手入れされた綿畑やサトウキビの畑がどこまでも続く。農業と牧畜の盛んなマット・グロッソ州は豊かな土地だ。ブラジルの底力を支える食糧庫と言っていいだろう。牧場も家並みも小綺麗で、街道筋の宿も安くて快適だ。

地平線に沈むまっ赤な夕陽を背中に背負って東に走り、ソノーラという小さな町の宿へ。1泊15$の快適なアメリカ式モーテルで熟睡。

■イッペの花
■レストランで花談義
     
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