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夜午前10時、1日遅れで着いたバイクと車とトレーラーBOXを引き取りに港へ。結局、船から下ろせたのが午後1時すぎ。 しかし、全て無事でホッとする。明日から、また道行く旅が始まるのだ。
夜、例の首のおできのようなものをトゲ抜きで無理矢理切り開ける。中から、小さな黒いサナギみたいなのが出てきた。やっぱり、ハエのサナギだろうか。念の為に宮崎に写真を撮ってもらう。なんて阿呆なことをしているのだ、俺は。
午前9時出発。何だか、バイクと車で走るのは久し振りの気がする。 積乱雲がなくなり、青空には千切った綿のような雲がフワリと浮いている。マディラ川の途中から、すっかりスコールがなくなった。赤道から離れるにつれ、すっかり秋めいた感じになってきた。 それでも昼すぎには35℃あたりまで気温が上がる。しかし湿気がないから汗を掻かない。大分、体にも楽だ。 南下するにつれてジャングルが消えてゆき、牧場地帯が始まってくる。ロンドニア州はまだアマゾン地方の中だが、しかし、今日1日で大分様相が変わってきた。 切り拓いた牧場で草を食む、無数の白いインドコブ牛。ヤシの木と、黄色やピンクの花を咲かせたイッペイの木。煙にかすむ空気の中を爆走するトラックの群・・。 またまた、ブラジル内陸部の風景の中に戻ってきたのだ。
午前9時出発。爽やかな朝。秋の、快晴の運動会の日みたいだ。左に山並みを見ながら、丘陵を這うように上り下りする道。久し振りに起伏と変化に満ちた風景だ。 クイアバの町に入る直前で、フロントタイヤがまたパンク。原因は昨日と同じらしい。もう、一度修理したチューブは使えない。新品のチューブを何本か手に入れて修理。 クイアバのホテル、「マンガベラス」、1泊30$。清潔で小ぢんまりしたホテル。食堂のおばさんがエレガントで親切。 体が楽なので皆と飲みに行くが、土曜のせいか、どこも休み。仕方なく、宿に戻って隠し持ったウィスキーを飲む。
皆で町に出かけるが、店はどこも休み。特に日曜日は、午後にならないと開かない店が多い。 宿に帰って日記を書く。 夜は、皆好き勝手にバレメシ。私は宿から歩いて5分のイタメシ屋で、ワインとスパゲティ・ボロネーゼ。味はいいのだが、山ほどの量にはマイッた。牛じゃないっつうの。
特に何もない一日。しかし、こういう日がないと体が持たない。