日本らしい趣を色濃く残す街並。そこへ一歩足を踏み入れると、古き良き文化や趣に触れることができます。「和の街」と呼びたい、そんな“なごみ”の空間。
それは海外の人々に向かってちょっと胸を張りたくなるような、とっておきの場所だったりします。
「和」を楽しみ、こころ憩う、そんな旅はいかがですか。
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#6 |
岩手県・遠野 |
岩手県北上高地の中南部、内陸と沿岸の中間に位置する遠野。
遠野南部氏一万二千石の城下町として、また内陸と沿岸部を結ぶ交易の拠点として栄え、小京都のひとつにあげられる遠野ですが、また柳田國男の『遠野物語』により日本民俗学のゆかりの地として広く知られています。『遠野物語』には「オシラサマ」「カッパ」「ザシキワラシ」などといった、遠野に語り継がれてきた民話がたくさん記されています。そんな民話の里へ、その風土と、古くからこの土地の人々が営んできた暮らしに触れる旅。
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今回のなごみ人 比嘉 愛 |
まるで昔話の世界の中に入り込んでしまったような気のする
不思議な町でした。
民話のふるさととして名高い遠野。
柳田国男の『遠野物語』の舞台でもあり、ずっと気になっていたところ。
遠野の民話を聴く。
語り部のイセさんも、長い冬、あたたかな囲炉裏端で昔話を聞くのが
大好きな子供だったとか。
オシラサマ、カッパ淵、ザシキワラシ、、、厳しい自然の中での暮らしと
人びとの想いから生まれたどれも不可思議な民話の世界。
本当に河童がいるの?
カッパ淵の澄んだ水を思わずのぞいた。
「おーい河童さーん。」
きゅうりを持ってくれば良かったかな。
南部駒と呼ばれる馬の名産地でもあった遠野。
街の中には馬を祭る駒形神社が点在し、かつてここでの暮らしには
馬は無くてはならないものであったことが窺える。
昔話の世界そのものの水車小屋を発見。
近づいてみると水車が勢いよく回っていてびっくり。
遠野ふるさと村にはこの地方独特の住居「南部曲がり屋」が移築され、
訪れる人を素朴なもてなしで迎えてくれる。
まるで家族の一員のように馬と生活していたという話が良くわかる造りの南部曲がり屋。
そこにいた白雪ちゃん。
おとなしい、とてもいい子。
稲刈りも終わりに近づき、遠野はすこしずつ秋めいていた。
寒い冬が訪れる前の、北国の、束の間の、秋。
林の中で下を向きながら歩いている人がいた。
不思議に思って聞くと、たくさんのきのこを見せてくれた。
味噌汁に入れて味わうのだそう。
縁結びのご利益があるという卯子酉様。
境内の木の枝にはたくさんの赤い布が結ばれていた。
想いをしたためたあとは、その布を片手で結わえればいいそうで、、、
できた!
産直野菜を買いに来ていた遠野のおばちゃんたち。
記念に一枚ってお願いしたら、照れて顔を伏せられちゃいました。
別れ際、走る車の窓からパチリ。
恥ずかしがっていたおばちゃんが一番長く手を振ってくれていた。
ここではおやつの時間を「こびる」っていうそうで、「けいらん」という
餡子の入ったお団子をいただきました。
ほんのりと温かいお団子はやさしい甘さで、出会った遠野の人たちのような
素朴で懐かしい味わいでした。
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「せこむらいふ」紹介
ホームセキュリティのセコムが会員の方にお届けしている季刊誌「せこむらいふ」では、
新企画「海外に誇れる“日本の街”」がスタート。過去10年間にわたって連載された
「旅シリーズ」の執筆陣と読者によって“海外に誇れる”と推薦された日本の街を、
新たな旅を通じて紹介していきます。
この企画を受け、旅チャンネルでは古き良き街並みや文化、穏やかな暮らしの残る
「和を感じさせる街」に特化し、「和街(わのまち)」と名づけて、和みの旅に出ました。
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比嘉愛(ひが・あい)
神奈川県出身 アクターズ・オフィス所属 それぞれの街の雰囲気の中でゆったりまったりマイペースに和みたいです。 |









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