日本らしい趣を色濃く残す街並。そこへ一歩足を踏み入れると、古き良き文化や
趣に触れることができます。「和の街」と呼びたい、そんな“なごみ”の空間。
それは海外の人々に向かってちょっと胸を張りたくなるような、
とっておきの場所だったりします。
「和」を楽しみ、こころ憩う、そんな旅はいかがですか。
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#4 |
富山県・五箇山 |
五箇山(ごかやま)は、富山県の南西端、岐阜県との県境に近い南砺市の菅沼集落と相倉集落を中心とする地域の総称。世界的にみても有数の豪雪地帯であるこの地には急な傾斜の大屋根を頂いた合掌造りの集落が今なお残り、隣接する岐阜県の白川郷とともに世界遺産に登録されています。
のどかな田園風景の中に佇む合掌造り家屋の美しい景観。風土が育んだ生活の知恵と受け継がれてきた暮らし。まるで時間の流れから切り取られたかのような山里へ。
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今回のなごみ人 加藤 恵美子 |
まず豊かな自然に感動しました。ここに暮らす人々は、飾ることなくそして本当に優しくて、身も心も癒されました。
そんな五箇山にまた来たいと思います。
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高速のインターチェンジから数分で、菅沼集落が現れる。
相倉集落でさえ数十分で行ける。
平成の現在、深山と呼ぶのは難しいかもしれない。
「おじぃ、あの山の向こうにはなにがあるだぁ。」「山があるだ。」
「おじぃ、その山の向こうにはなにがあるだぁ。」「また、山があるだ。」
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山に挟まれ、川で隔たれ・・・。
地元のお年寄りの話では、山を抜けるトンネルがなかったので
冬には雪で峠を越せなくなると、庄川を舟で下ったという。
そんな暮らしがここにはあった。
夏の今、田や畑の緑、そして畦や道端に咲く野の花。
はじめて訪れたはずなのに、郷愁が沸き起こる。
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太古から受け継がれてきた日本の美意識や愛着が
合掌造りを見ると呼び覚まされるのかもしれない。
時おり風が吹き抜ける、ゆったりとした囲炉裏端での時間。
クーラーなんて必要のない心地よい室内。
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目についたのは囲炉裏の上につるされた山の栗。
燻された栗は、美味しい山里の保存食。
足を投げ出し縁側で一休み。
ふぅ、至福のひと時。
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朝起きると、民宿のおばさんが畑に収穫に行くという。
棘のたった採れたてのきゅうり。
わき水でざっぶと洗い、お味噌をつけて、ぱくり。
うわっ、美味しい。
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気づくと、アマガエルが見ていた。
おはよう。
萌えたつ緑。
季節が移ろえば、一面真っ白。
雪に覆われた屋根がぽっこりぽっこりする、
おなじみの景色になるんだろう。
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便利になったとはいえ、やはりまだまだ深山。
豪雪地帯の暮らしは厳しいという。
けれど、訪れる人にはやさしい、あたたかい集落。
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「せこむらいふ」紹介
ホームセキュリティのセコムが会員の方にお届けしている季刊誌「せこむらいふ」では、
新企画「海外に誇れる“日本の街”」がスタート。過去10年間にわたって連載された
「旅シリーズ」の執筆陣と読者によって“海外に誇れる”と推薦された日本の街を、
新たな旅を通じて紹介していきます。
この企画を受け、旅チャンネルでは古き良き街並みや文化、穏やかな暮らしの残る
「和を感じさせる街」に特化し、「和街(わのまち)」と名づけて、和みの旅に出ました。
セコムホームページ
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加藤恵美子(かとう・えみこ)
東京都出身 趣味で着付けや華道をしていたので、和の旅に出るのが楽しみです。 |


























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