長い歴史と伝統をほこる日本建築。 精巧緻密な匠の技は「神が宿る」と言われるほどです。 とくに明治から大正時代に建てられた建築は、巨万の富を得た富豪がその時代で最高と言われる名職人を集めて、 何年もかけてつくったため豪華絢爛かつ緻密で精巧。 現在の技術をもってしても再現不可能なものも多数あります。
そんな二度と作ることができない、昔の名建築を巡っていきます。 建物がつくられるまでの苦労、一番の見せどころ、 さらに職人やスポンサーの人物紹介などの歴史もおりまぜながらじっくりとご覧いただきます。
#2 ~明治時代の豪商の邸宅・愛媛県「臥龍(がりゅう)山荘」~
愛媛県大洲市は城下町として栄えた「伊予の小京都」。「臥龍山荘」は明治時代の豪商・河内寅二郎氏が構想10年・施工4年、のべ9000人を動員してつくりあげた名建築。周囲の景観も利用した建物は「愛媛の桂離宮」と呼ばれるほど美の極地!肱川(ひじかわ)の崖の上に建つ「不老庵」には生きた槙の木を「捨て柱」にするなど見所満載。






















