小森威典からのメッセージ ~5ッ星温泉で元気になろう!~

温泉は本当に体に良いのか?
奇跡の温泉と呼ばれている温泉がある。どこに?名前は?そう慌てなさんな。それには厳しい条件を突破した源泉宿にしか存在しないのである。
生のままの源泉が宿の総ての湯舟に、1年を通してその源泉が適温(39~43度)で入っていること。ただし、冬場の露天風呂のみ、加温は認める。自然のままの露天風呂など、年中適温にすることは無理である。そんな厳しい難問をくぐり抜けてきた源泉宿が全国に約150軒に1軒は存在するのである。
源泉宿にはマイナスイオンがいっぱい!
空気1ccあたり、8,000~10,000個のマイナスイオンを浴びると、何もしない場合と比べて、血圧が下がり、体を緊張させる交感神経の作用を鎮めるとの結果が出た。リフレッシュ効果を支えるデータが出た。マイナスイオンの一番多いのは、源泉宿で、10万個単位の数字が計測されたと、大東文化大学の琉子友男 医学博士の研究でわかった。
温泉で免疫力UPがいちばん!
平熱が脇の下で36度以下だと、免疫力が低下することを突き止めたのが、新潟大学の免疫学の世界的権威である、安保 徹 医学博士である。体温が下がると、リンパ球の数が減り、リンパ球の機能が正常に効かなくなり、逆に体を温めると副交感神経が刺激され、リンパ球の数が数倍に増えることがわかった。
体温を上げることによって免疫力が高まる。最も効果を発揮するのが源泉である。その中でも自然に囲まれた源泉露天風呂が、マイナスイオンの相乗効果で免疫力アップに繋がるのである。まず、温泉に入る時、副交感神経を刺激するため、“気持ちいい”温度とは。
体温+4度。10分程度で不快感があればすぐ出る。源泉風呂は体内の細胞が活発になり、10分浸っていると、18cc位が体内に入ってくる。
パワー溢れる100%源泉風呂には、間違った入浴で副作用が!
正しい入浴方法を守らなければ、すぐ湯あたり、湯疲れがおこる。効く薬に副作用が心配なように、パワーのある源泉にも正しく入らないと副作用が心配される。無理せず徐々に入る。入ったら首まで3分、心臓を湯から出すこと3分。これの繰り返しで約30分入るのが効果が出る。これでも苦しい人は早めに出ること。体全身と足を延ばして湯床を手で支えての浮湯しながら入ると、より効果が出る。ナチュラルキラ細胞が増え、より免疫力が高まる。ただし、1日位入っても疲労は取れても、あまり効果が期待できない。本当の温泉効果は、定期的に入るか長逗留すると効き目が違う。
ガンに効能があると考えられる温泉熱!
玉川温泉(秋田県仙北市田沢湖)など、ガン患者が冬場でも数百人もの人が毛布に包まっての岩盤浴で体を1日温めているのである。これをヒントに、都会の岩盤浴ブームになっているが、不衛生な施設が問題になっている。体内の温度が高くなると、がん細胞に変化が起こる。ガンが消えた例もあると、安保先生。ガン患者に低体温の人が多いと先生は言う。人間の健康には体温が基本である。体温を高めることは健康に繋がる。
塩素入り温泉で肌がカサカサ!
イギリスで女性の乳がんが多発している。勢いの強い塩素が入っているシャワーを浴びることが原因と、今イギリスでは塩素禁止になっている。アメリカでも騒がれている。日本は逆に、温泉のレジオネラ菌対策で塩素を義務づけているのである。温泉に塩素消毒をすると、酸化作用を持つようになり、皮膚の老化が促進される恐れがある。塩素殺菌した温泉水は、PH値が変わらなかったが、電位が酸化側に上がり、酸化作用を持つように変化することにより、皮膚がカサカサになる恐れがある。人間は老化(エイジング)するに伴い皮膚も含めて金属が錆びるように酸化していく。それを止めるのが還元である。源泉には還元作用がある。源泉に水を入れたり、循環させる塩素を入れると、酸化作用が起こるのである。「ORP(酸化還元電位)」を使って温泉の老化の進行を心配し、日本で初めて研究を行ったのが、大河内工学博士である。
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小森 威典
1936年神戸市生まれ。新劇の役者として30年以上活動。 1985年にテレビ制作会社を設立。NTV、NHKなどで多数制作。ギャラクシー奨励賞、通産大臣賞受賞。源泉探検隊結成。旅チャンネルでは「野口悦男のからだにいい源泉の旅」「からだにいい五つ星源泉の宿」「あった!これが本物の源泉宿」などの番組制作に携わる。 |
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